介護 腰痛 辞めたい

介護辞めたい

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介護職で腰痛に悩まされていませんか?

読了までの目安時間:約 7分

 

介護職では職業病と言ってもいいほど腰痛はつきものです。

 

約半数は腰痛を抱えながら仕事をしていますし、ほとんどの介護職員が腰痛を経験しているとも言われています。

 

厚生労働省から「腰痛予防のポイントとエクササイズ」なるものまで公表されているほどです。

 

なぜこのような高頻度で腰痛になってしまうのか、腰痛になったらどうなるのか、説明してみたいと思います。

 

 

人間の一日はあまりに長い

例えば一人の方を丸1日介護するとしましょう。

 

 

朝起きて車椅子に移ります(1回)

 

トイレの便座に移ります(2回)

 

トイレから車椅子に戻ります(3回)

 

昼食後にトイレに行きます(4回5回)

 

昼寝のためにベッドに移ります(6回)

 

おやつの時間になったので起きて車椅子に移ります(7回)

 

トイレに行きます(8回9回)夜寝る前にトイレに行きます(10回11回)

 

寝るためにベッドに移ります(12回)

 

 

さて、()の数字は何か分かりますか?

 

介護職の方は当然お分かりになるかと思いますが、移乗つまり人を抱えあげる回数です。

 

なんと1日に12回も人を抱え上げなければいけないんですね。

 

相手がご老人だから軽いだろうなどと勘違いしてはいけませんよ。足腰が弱っているので全体重がかかってきます。

 

 

お姫様抱っこと同様なのです。

 

 

さらにトイレが頻回な方であったり、お風呂介助などをしなければいけない日などはもっと回数は増えていきます。

 

まだまだ終わりじゃありませんよ。

 

夜中にはオムツの交換をしなければいけません。

 

馬乗りにでもならない限り間違いなく前傾姿勢になってしまうので確実に腰に負担がかかります。

 

2時間おきに褥瘡を予防するために体位交換をする際にも前傾姿勢となってしまいます。

 

 

何と言う重労働なのでしょうか。

 

 

ただしこれはいわゆる「全介助」と言われる方の場合です。

 

もちろん介護を受けている方が全員この状態というわけではありません。

 

ご自分で寝起きができ、トイレに行くことができ、ほとんど介助を必要としない方ももちろんいらっしゃいます。

 

みんなで分担して助け合えば腰痛にならずに済むかもしれませんね!

 

ですが安心してください。

 

平成19年の統計によると、移乗に全介助を必要とする方はなんと43%もいらっしゃるのです。

 

どんなに助け合っても、知識に長けていても、ボディメカニクスという体術を駆使しようとも、“確実に”腰痛になれることでしょう。

 

 

腰痛だけではおさまらない負の連鎖

人間の体はよくできているもので、故障した場所をかばうように動きます。

 

腰痛になってしまったら、腰をかばうように首や背中、肩や足といった部分が働いてくれます。

 

そして、、、その首、背中、肩、足も痛めてしまうんですね。

 

そしてそれらの部位をかばうために今度はまたもや腰が頑張ってしまいます。

 

まさに負の連鎖ですね。

 

ですが腰痛程度で済めばまだいい方なのかもしれません。

 

腰痛が悪化していき、腰椎椎間板ヘルニアなどになったらもう仕事どころではないですよ。

 

足がしびれたり、酷い場合には排尿障害まで起きてしまいます。

 

 

腰痛になってしまったら労災はおりる??

結論から言うとほぼおりないと言えます。

 

厚生労働省の基準を見ていただければ分かりますが、港湾荷役の方がようやく認定される程度なんです。

 

どう考えても湾岸荷役の方より仕事量は少ないので労災が認定されるはずがないのです。

 

つまり腰痛になってしまったら自分でお金払って治して下さいということですね。

 

しかも腰痛を治すためには仕事を休まなければいけません。

 

その間のお給料は当然のことながら支払われませんよ。

 

ですので結局はだましだまし仕事を続けて、どんどん悪化していくしかないんです。

 

もちろん予防する方法はあります。コルセットをつけたり、定期的に整体に通うなどなど。

 

厚生労働省の「腰痛予防のポイントとエクササイズ」も実践してみましょう。

 

 

ですがそれで防げるものならば介護職員の半数も腰痛になるわけがないですよね。

 

 

本当に予防するのであれば、きちんと休息をとれる勤務体制が必要なのです。

 

 

最後に:「腰痛を抱えて老後を迎えたら」

上記のように介護職を続けていけば必ず腰痛持ちになってしまうといっても過言ではありません。

 

そのまま老後を迎えたらどうなるか、想像してみたことはありますか?

 

誰よりも先に介護を要する高齢者になってしまうのではないでしょうか。

 

なんせ体の要と書く腰が負傷しているのですから。

 

介護のプロが真っ先に介護を受けなければいけない。

 

おかしな話ですね。

 

 

 

 

 

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