介護保険法 改正 大変

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大変!介護保険法改正で現場は大パニック!!

読了までの目安時間:約 9分

 

特養やデイサービスなど、介護現場で働く方ならご存知だろう。

 

 

『介護保険法改正』という恐ろしい言葉。

 

 

現場の管理者やレセプト(介護保険請求)に関わっている人はもちろん、これは末端の介護職にも毎回多大な影響をもたらす大問題なのです。

 

今回はその介護保険法改正における現場の混乱ぶりをレポートしたいと思います。

 

 

 

聞きたくないよ!『介護保険法改正』

 

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世界的なスポーツの祭典、オリンピックは何年に1度行われるでしょうか?

 

そう、もちろん4年に1度ですよね。

 

では、日本が世界に誇る介護保険法の改正は何年に一度行われるでしょうか。

 

えっ、わからない? では答えを言います。

 

3年に1度です。

 

実はリオ五輪を待たずして、今年の4月にひっそりと改正・施行されているのです。

 

オリンピックに比べて極めて地味な『介護保険法改正』ですが、介護施設職員(特に事務方)にとってはオリンピックよりも絶大な影響力があり、苦悩を象徴する言葉でもあります。

 

どれだけ、苦悩を象徴するかと言うと、試しに近くにいる介護施設の管理者の耳元で「介護保険法改正」と囁いてあげてください。

 

たぶん時計の音を聞いたフック船長のように、顔を真っ青にして逃げていきますから。

 

まあ、それだけ、法改正は大変なんですね。

 

 

法改正はガラガラポン!?

『介護保険法改正』が何故そんなにも大変なのか。

 

これは一言で言うと、ガラガラポンだからです。

 

えっ、ガラガラポンではよくわからない?

 

では言い方を変えます。

 

これはそう、宇宙誕生の瞬間、ビックバンと同じなのです。

 

 

要するに、これによって介護保険施設運営の全てが変わる訳です。

 

 

しかもそれだけ影響力があるにも関わらず、その内容は厚労省から、わりと直前に発表されるのです。

 

改正案そのものは前年度の6月に発表されていますが、具体的な部分においては3月にならないとわからない、いや、はたまた4月になってもわからないのが『介護保険法改正』なのです。

 

実際4月を過ぎて役所に法改正の変更点について問い合わせると、福祉課の職員でさえ、

 

「いや~それまだわからないっすね~」

 

と呑気に答えてきよります。

 

突然全てが変わる、ぎりぎりになるまで(いや、ぎりりぎりになっても)わからない、だからガラガラポンでありビックバンなのであります。

 

今回の改正のポイントを特養を例に挙げて考えると、

 

 

①要介護3以上の利用者しか受け入れを認めない

 

②低所得者の負担軽減、一定以上所得者の負担増

 

③地域包括ケアシステムを構築するための機能強化

 

 

 

等々でしょうか。

 

 

要介護3以上の利用者しか受け入れを認めない

これおいては趣旨がさらっと法律に書かれているのですが、これは特養で勤務する者にとっては決して一言では片付けられない死活問題です。

 

何故なら介護度が上がるということは必然的に仕事の負担が増えるということだからです。

 

また、医療ニーズの高い利用者の受け入れによって事故等のリスクも当然上がります。

 

 

低所得者の負担軽減、一定以上所得者の負担増

負担が軽減する低所得者には説明しやすいですが、負担増になる一定以上の所得者については非常に説明が難しい問題です。

 

「えっ、この値段でいいから入ったのに」

 

とクレームになりかねません。

 

相談員の悩みの種です。

 

 

地域包括ケアシステムを構築するための機能強化

『地域包括システム』って何ぞや!? という勉強から始まります。

 

簡単に言うと、介護施設のみならず、地域全体で高齢者をケアするためのシステムのこと。

 

なのですが、最初は何もわからないので、突然お上から降りてくる新しい用語に、現場はあたふたしまくりです。

 

なにもわからないまま『地域包括ケアシステム』について考える会議が各施設で開かれたりしています。

 

会議の議長すらよくわかってないことを会議で話し合うのですから、先が思いやられます。

 

 

また、合わせて27年度4月からは介護報酬の引き下げも実施されており、それによる現場の混乱も大変なものがあります。

 

在宅と施設サービス合わせて2.27%の引き下げになったのですが、これを全体の売り上げに換算すると、

 

 

入居者100名程の一般的な特養施設ではざっと1000万くらいの損失になります。

 

 

これらの諸問題のしわ寄せが誰にくるのか?

 

 

 

当然、現場で働くスタッフなのです。

 

 

 

給料は下がらないものの、その分もっと働け、と言わんばかりに仕事が沢山舞い込んできます。

 

 

書類地獄… えっ、介護士って事務職でしたっけ?

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介護保険法改正によって変わるのは、根本的な運営方法だけではありません。

 

普段から作成している書類等も大幅に変わります。

 

例えばデイサービスの機能訓練(リハビリ)においては、自宅での利用者の様子をしっかり観たうえでサービス計画を立てなければいけなくなりました。

 

これによって、居宅訪問チェックシートなるものが新しく追加され、その書式を記入するためには、当然ながら利用者宅に訪問する必要が生じてきます。

 

また、介護計画書においても必要事項が追加され、全利用者分の書式の作り直しが必要となります。

 

普段、ただでさえ利用者のケアに忙しく追われている介護士が、慣れない書類の雑務も請け負わなくてはいけないのは、本当に辛いですよね

 

利用者の顔より、パソコンのモニターを見ている時間が長くなると、わたし事務職じゃないよ!

 

とツッコミたくなります。

 

 

そうだ みんなフック船長になろう!!

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これまで法改正の大変さについて述べてきましたが、いかがでしょうか。

 

ここまで説明すると『介護保険法改正』と聞いて逃げ出したくなる気持ちがわかりますよね。

 

しかし、介護施設で働く限り、3年に一度の法改正からは逃れられないのです。

 

いや、一つ方法がありました。それはこの業界から転職することでしょうか。

 

みなさん、フック船長になるのは今かもしれません!

 

 

 

 

 

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