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介護職で利用者の暴力5選!その責任は介護士なの?

読了までの目安時間:約 9分

 

認知症が進行してくると、物忘れ⇒妄想⇒暴力とつながるケースは多大にあります。

 

そのようなとき介護士はどのような場合でも抵抗することは許されていません。

 

そして抵抗しなくても、介護士が訴えられてしまうということすらあるのです。

 

介護職での具体的な暴力例を紹介しながらも、その責任について考えます。

 

 

様々な暴言暴力

認知症の方にとっては、ご本人の中では身を守るために行っているだけであって、至って普通の防衛本能ではあります。

 

ですがそれだけに認知症の方は手加減をせず、本気でかかってくるのでたちが悪いといえるでしょう。

 

場面別に暴力暴言を紹介してみます。

 

 

食事介助

食事介助では主に暴言が多くみられます。

 

ご本人が食事を自分のためにあると認識していない、薬を正しい薬と認識していない場合に起こります。

 

まず食事介助ですが、良く聞かれる暴言は

 

 

 

・こんな味のしないもの食えるか!

 

・動物の餌か!


などでしょう。

 

高齢者の方は味覚が衰えているうえ、塩分制限がされているので確かに味はしないかもしれません。

 

嚥下状態を考慮してミキサーにかけているので餌に見えるかもしれません。

 

それでも食事を摂ってもらわなければその方の生命に直結してしまいます。

 

何を言われようが、食べてもらわなければいけないのです。

 

利用者はそんな介護士の気持ちなどいざしらず、暴言を繰り返します。

 

 

服薬介助

服薬介助で良く聞かれる言葉としては、

 

 

・私のじゃないものを飲ませるの!?

 

・「飲んだら死ぬんでしょ!!


でしょう。

 

いくら袋に書いてある名前を見せても受け入れてはいただけません。

 

文面では伝わりづらいかもしれませんが、これらの言葉は“怒声”や“罵声”であって、精神的に追い詰められます。

 

言葉の暴力ほどキツイものはないなと改めて痛感させられます。

 

 

トイレ介助/入浴介助

トイレ介助や入浴介助の場合には認知症の利用者と体の位置が近くなるため、暴言だけでなく暴力を受けることになります。

 

例えばトイレ介助で認知症の方を抱え上げた場合、介護士の両手は塞がっているので防衛の手段は全くありません。

 

ですので、

 

 

・髪の毛を引っ張る

 

・お腹にパンチをする

 

・わき腹に指をねじ込む

 

・腕をひっかく

 

などといった暴力を受けることになります。

 

 

意外にも急所はよくご存知なので、みぞおちにパンチがクリーンヒットなどということも稀ではありません。

 

 

特に一番厄介なのはひっかくという行為です。

 

当然傷になってしまい、そこから細菌などが侵入してしまうといったことにもなりかねません。

 

さらには肝炎などの血液を媒体とする疾患にもかかる可能性が出てきます

 

介護士では怪我をしないことは非常に重要なんですよ。

 

C型肝炎などは高齢者の方によく見かける疾患なのですが、慢性化しやすいと言われています。

 

知らなかった方はご自身のお体のためにも是非一度調べてみてください。

 

 

入居者様同士の暴力

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これが起きてしまうと手が付けられない状態にもなりかねません。

 

 

利用者は手加減を知らないので簡単に頭部をその辺においてあるコップなどで殴打してしまいます。

 

 

そして当然やられた相手も本気で仕返しをすることになります。

 

男性同士であれば流血という事態にもなりかねません。

 

そして当事者以外の方々も落ち着きがなくなり、まるで学級崩壊のような状態になってしまいます。

 

 

一方で女性の場合には陰湿な場合が多くみられます。

 

隣の方のわき腹をつねってみたり、すれ違いざまに腰で押すなどなど。

 

それにより皮下出血が起きたり、転倒が起きたりしてしまいます。

 

ここからが問題なのですが、

 

 

起こってしまった暴力による事故は介護士の過失となってしまうということ

 

 

 

流血も、皮下出血も、転倒も、介護士が起こしたわけではないのですが、介護士の過失となってしまうのです。

 

 

介護士の責任と補償

上記で少し触れましたが、介護の現場で起きた事故では介護士の過失とされるケースが多分にあります。

 

認知症の方には責任能力がないため、介護士がしっかりと対策を取っていなかったために起きたとされてしまうのです。

 

 

・ひっかきをよけてその手が壁にぶつかって打撲となってしまった

 

・ 襲い掛かってきたところを逃げたらその方が転倒してしまった


ただ自分の身を守っただけなのですがこれも介護士の過失となってしまうのです。

 

そこで裁判を起こされたとします。

 

会社側には監督責任があるので当然責任対象にはなるのですが、介護士個人の過失を追及される例も増えつつあります。

 

補償金を支払うことになってしまったり、最悪の場合では犯罪者ともなりかねません。

 

介護福祉士会では介護事故を起こした際の補償をする為の保険があるくらいです。

 

 

最後に「それでも続けていくメリットとは??」

毎日暴言により心を傷つけられ、暴力に耐え、感染症に脅かされ、最悪犯罪者になり、多額の補償金を支払うリスクすらある。

 

職場に困らないというメリット以外はデメリットしかないのではないでしょうか。

 

高齢者の方々のお世話をしたいという気持ちはボランティアでもできます。

 

仕事としてみたとき、介護職はメリットよりもデメリットの方がはるかに上回っているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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