介護職 認知症 イライラ

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介護職で認知症の入居者にイライラする人へ読んで欲しい記事

読了までの目安時間:約 9分

 

介護職を続けていくほど様々な認知症状に出会うことになります。

 

今対面している認知症状はどのようなものでしょうか?

 

物忘れがひどく、何度も同じ説明をしなければいけないという事にイライラしていませんか?

 

しかしその程度で済んでいればいい方でしょう。

 

では実際に認知症ではどのような症状が現れてくるのでしょうか。

 

そしてそれに対峙することは可能なのでしょうか。

 

 

物忘れからエスカレートしていくBPSD

BPSDという聞きなれない言葉を使いましたが、これは周辺症状と言って認知症の中核症状(物忘れ、見当識障害など)に付随して起こる症状を指します。

 

その一つに妄想があります。

 

物忘れから発生するBPSDですが、よく聞かれるのは「物取られ妄想」です。

 

これは介護職をしていれば必ず遭遇するでしょう。

 

 

「誰かに財布を取られた」などという訴えをされます。

 

 

これが“誰か”で済んでいるうちはいいのですが、周囲の入居者様が犯人にされてしまった場合が問題です。

 

入居者様間でのトラブルとなりかねないので、最悪の場合は介護士を犯人としなければいけないこともあります。

 

当然その介護士と入居者様との関係は悪化し、口をきいてもらえず、業務に多大な支障をきたす上、毎日出勤することが嫌になってきます。

 

認知症の入居者にイライラするなんていう次元を通り越します。

 

 

このようにして物忘れ⇒妄想となり、更なるBPSDへと繋がっていきます。

 

 

介助拒否と職務の狭間で

介助拒否とは例えば、

 

 

・入浴拒否

 

・食事拒否

 

・服薬拒否


などが挙げられます。

 

拒否する理由としてはその行為を理解できない場合と、介護士を信頼していない場合の二つがあります。

 

前者の場合であれば、最初は拒否していても声掛けや色々な手段で最終的には拒否なく行って頂ける場合が多いです。

 

ですが介護士をはなから信頼していない場合はそうはいきません。

 

入居者様の心理としては、わけのわからない輩に入浴や食事、服薬を強いられているという妄想に陥っているわけですから。

 

上述した妄想から発展するBPSDですね。

 

それでも入居者様の生活を支えていくためには入浴などの介助は不可欠です。

 

ですので拒否されようがなんだろうが介護士は介助をしなければいけません。

 

入浴の場合では間違いなく水をかけられびしょ濡れになってしまいます。

 

食事拒否の場合には半ば強引にでも口に入れざるを得ないこともあります。

 

 

大体は介護士に向かって吐きだしていただけますが・・・

 

 

服薬拒否の場合には、本来はよろしくないと分かっていても食事に混ぜて飲んでいただいたりしなければいけません。

 

仕方なくやっていることとはいえ、当然罪悪感は感じてしまいます。

 

 

罪悪感にさいなまれてはいませんか?

 

 

そのような心理状態を毎日続けていけば間違いなく自分自身が壊れてしまいますよ。

 

優秀な介護士ほどそのような状態になってしまいがちと言えます。

 

しかし、人間は慣れるという能力を持っています。

 

罪悪感に慣れて、当然のことのように上記のような非人間的な行為を行えるようになります。

 

心当たりがある方は今一度考え直してみてはいかがでしょうか。

 

非人間的な行為を受け入れ、その後の人生は幸せでしょうか?

 

将来、今の仕事を誇れるでしょうか?

 

 

医療職の堕落

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施設においては提携医療機関を必ず設置することになっています。

 

毎週とはいかないまでも往診があるかと思います。看護師が常駐している施設も多いでしょう。

 

にもかかわらず認知症に対して有効な手段が定着していないために介護士は心を削り仕事をしなければいけない。

 

これはなぜでしょうか?

 

認知症の薬としてドネペジル塩酸塩(アリセプト)という薬があるのはご存知の方も多いかと思います。

 

近年では他にも有効性の認められる薬が認可されています。

 

さらには抗精神薬などは数えきれないほどあります。

 

これらを適切に処方すれば、完全とはいかないまでも少なくとも現在介護士が受けている被害は減少するはずなのです。

 

ですが医療職は介護職を軽視する傾向にあります。

 

いくら介護士が訴えようと、認知症の症状を説明しようと、聞き入れないことはよくあることです。

 

そして自分がほんの数分見た状態だけで判断し薬を処方する。

 

これでは適切な処方などできるわけがありません。

 

認知症は時間帯で症状に変動があり、最悪の状態で診察されるとは限らないからです。

 

それは当然医師も分かってはいるのですが、実際に介護をしたことがないので、自分が介護をするわけではないので、最低限の処方しかしないということです。

 

もっと酷いケースでは、往診すれば当然診察料は発生するので、ただ顔色を見るだけということさえあります。

 

 

何ということでしょうか。

 

 

私たちが支払っている保険金はこのように無駄遣いされているのです。

 

 

最後に「認知症が軽減されるためには」

よくマンパワーという言葉で、介護士の人間力によって認知症を抑えようということが言われます。

 

もちろん最善の努力はしているでしょう。

 

ですが相手はあくまで病気です。

 

医療職との密な連携が無ければ到底安定はあり得ません。

 

その為には医師が常駐し、実際に介護に携わり、正確な診察、処方をする必要があります。

 

このような分かり切っていることすらできないのですから、介護士の負担はおそらく10年先も変わらないでしょう。

 

介護をしたことも無いのに討論している暇があるならば、国会議員自ら介護を体験するべきです。

 

 

 

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